岩盤浴「癒鳥」

大阪箕面市の閑静な住宅街にたたずむ岩盤浴サロン。
カラダに無理な負担をかけず、徹底的に“癒し”にこだわりました。
日頃のカラダとココロの疲れを癒しに、やすらぎと癒しの隠れ家「岩盤浴サロン 癒鳥(ゆとり)」にぜひお越しください。


岩盤浴サロン癒鳥
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2006.09.15発行の「週刊ポスト」で“岩盤浴は「細菌・カビがウヨウヨ」だ!"と言う見出しの記事が掲載され、衝撃を受けた方も多いと思います。
しかし、この記事は紛れもない事実です。
以前から岩盤室における「カビ」「ヌメリ」「臭い」など問題になっていましたが、この原因は全て細菌が関与していることは専門的な知識がなくても、よく考えれば分かることでした。


●細菌類について
カビや細菌類が繁殖する要因は、「温度」「水」「養分」の大きく分けて3つあります。
現在問題になっている岩盤室は、湿度60%以上で運営しているところで、特に岩盤室の床面が濡れている場所があれば要注意です。この岩盤室の環境は、細菌類が増殖しやすい、言わば「培養室」と考えても良い環境ですから、身体から出る汗に含まれる有機物や、身体の表面の垢などの老廃物が「栄養」として持ち込まれることにより、急速に増殖することになります。
床面などの濡れたところのヌメリは、ほとんどの場合細菌類の「コロニー」と呼ばれる「巣」で、場合によっては強い悪臭を放っていることもあります。
岩盤浴室の臭いの原因は、大きく分けて2つあり、一つは過酸化物、もう一つは細菌などの代謝物です。
過酸化物とは、汗の中の成分、特に有機物が空気に触れることによって酸化された時に生じる物質で、臭いの多くはこうした過酸化物が原因となっています。
また細菌の代謝物が臭いの原因となる場合、その細菌は基本的に嫌気性菌と言われる酸素呼吸をしない菌類であり、主に窒素をエネルギーとして生息している種類の細菌で、腐敗菌や病原菌などは全てこの種類に含まれます。
今回の細菌問題の対象となる怖い細菌もこの種類のもので、これらは一応に活性化したとき窒素化合物を代謝物として体外に排出します。我々人間などが呼吸したときに炭酸ガスを体外に排出するのと同じように、嫌気性生物は窒素を取り込んで体外に窒素化合物を排出しているわけです。
この排出した窒素化合物がくせ者で、もの凄い悪臭を放つ物質になっていて、生ゴミなどの腐敗臭のほとんどが細菌の代謝物の臭いです。
岩盤室の床面が濡れている・濡れている部分がヌルヌルする・岩盤室が臭い、そう感じたらそこは大変危険な場所です。

●細菌類が繁殖する原因
「岩盤浴は健康によい」とされているのにどうしてこのような危険な状態になったのでしょう?
その理由は実に簡単なことでした。
現在の施設型岩盤浴ができた頃、まだ現在のような湿度を上げることはしていなかったのですが、岩盤浴を「低温サウナ」として進めた結果、短時間で汗が出ないため温度と湿度を上げるようになったからです。
玉川温泉がルーツとされている岩盤浴ですが、玉川温泉と大きく異なる点は岩盤室の「温度と湿度」にあります。
長時間掛けてじっくりと身体を温める玉川温泉と異なり、施設型岩盤浴では施設の回転率が収益性に大きく関わってきますから、できるだけ回転を上げるため短時間で汗が出るように、岩盤室の「温度と湿度」を上げることが常識になってしまったのです。

●「温度と湿度」の意味
このことに関してもう一つ大きな問題が存在しています。
それはこの「温度と湿度」の環境は体に大きな負担を掛けてしまっている、と言う事実です。
この身体への負担は二つ存在しています。

まず一つめは「温度」です。
岩盤室内の温度が体温より高くなってくると、表皮が刺激され表皮のすぐ下にある毛細血管の血行が促進され、発汗が促されるようにできています。
それは人間の身体が40℃を超える環境になると生存できなくなるため、自己防御機能により体温を低下させようとするためです。
それが「発汗作用」です。汗を出し表皮から蒸散させることにより、蒸発潜熱で体温を下げる機能が、防御機能として存在していることは常識です。しかし、問題は防御機能であるが故に、汗として出すものの中に、身体の維持などに必要なものまで含まれていることにあります。
身体に必要なものとは、単に養分や塩分だけではなく、必要な物質の生成過程のものや、分解過程のものまで含まれています。
「デトックス」と言う言葉が流行っていますが、「廃毒作用」が岩盤浴での発汗で出来ると言うことはあり得ないことです。それ以上に身体に必要な成分を大量に排出することで、体に大きな負担を掛ける危険性の方が大きいと考えられます。
また、ここで言う身体への負担とは、このこと以外に長時間身体の防御機構である発汗作用を続けることにあります。
発汗作用はサウナや風呂のように短時間であれば、交感神経を刺激してストレス解消や免疫抗体の向上など、様々な効果が上げられますが、長時間になると身体への負担が掛かるだけです。
体温を下げるために出せる水分を、血液中や細胞中からどんどん出していく訳ですから、体内の水分は大幅に減少し、その結果体内は血圧上昇、血行不良になり、軽い場合でもめまいやのぼせ、吐き気、疲労感などを感じられた方も多いと思います。このような発汗だから、出てきた汗には細菌の餌になる成分が大量に含まれることになるため、温度と湿度が高いほど、細菌が繁殖する危険性が高くなると言うことになります。

二つめが湿度です。
湿度を上げると皮膚から出た汗は蒸散できなくなり、汗として見えるようになります。
また空気も湿度が高くなるほど比熱が高くなり、体感温度も高くなりますから、皮膚が感じる刺激も大きくなります。
そう言う意味では、発汗を促すために湿度を上げることは理にかなっていることになりますが、問題は汗のことではなくもっと重要な呼吸に関わっていることです。
人間は酸素を吸い、炭酸ガスを排出することで生きていますが、大事なことはその酸素と炭酸ガスの交換を肺で行っていることです。
人間の肺は常に温度37℃、湿度100%の環境になるようにできていて、その中で肺に戻ってきて不要になった炭酸ガスを出して、その代わりに新鮮な酸素を送り込むのが肺胞という組織です。
空気が少々乾燥していても、気管を通って肺胞に達する頃には湿度は100%になるようできていますが、最初から100%以上の空気が入ってきた場合、肺胞は水浸しになり炭酸ガスを排出できなくなり、同時に酸素を取り込むことが出来ず、体内には血液に乗って炭酸ガスがまた身体を回ることになってしまいます。
岩盤室の温度42℃、湿度80%の時、この空気を吸い込んだ場合には、温度は37℃まで低下しますが、同時に湿度は100%に達することになります。つまり暖房している部屋の窓ガラスに結露が出来るように、口の中から肺に至るまで結露が起きていることになります。
湿度が高いと息苦しく感じると思いますが、感じるのではなく実際に酸欠を起こしていると考えてください。
新しい酸素が供給されず、炭酸ガスが身体を回っている状態では気分が悪くなったり、疲れたりするだけでなく、疲れたり病気を持っている人などは、身体への負担が大きくなり過ぎ重篤な事態が起きる危険性もあります。

●岩盤浴の問題点
現在のほとんどの岩盤浴場、岩盤浴業者は、汗を出すシステムとしてだけで簡単に「温度と湿度」を上げてきましたが、そのことによる危険性については全く考慮されていないのが事実です。
湿度を上げるようになってから、岩盤室などで気分が悪くなり倒れる人が増え、その結果15分ごとに出たり入ったりするシステムが考えられて来ました。また出たときには水分を十分採ってください、と言うメッセージも常識的になっています。
しかし、15分ごとに出たり入ったりすると言うことは、身体に負担が掛かっていることを証明しているようなものです。倒れる人が増えたため、苦肉の策で作ったシステムだったのです。
また、水分を出してその時点で水分を補給しても、それがすぐに細胞や血液に吸収されて、不足したところに補充されるでしょうか?答えはNOです。水分を排出するシステムはあっても、細胞や血液が水分を補給するシステムは簡単なものではありません。腸に達した水が初めて吸収できる状態になるまで、少なくとも1時間〜2時間くらい掛かりますから、岩盤浴でいくら飲んでも追いつきません。
湿度さえ上げなければ、今回のような問題も起きる可能性は極めて低かったのですが、収益性重視のシステムとブームに乗ったため、一番重要な「温度と湿度」環境を無視して、岩盤に使用する鉱石だけに終始したのが今回の大きな問題点であると思います。

今回のことを岩盤浴関係者は謙虚に受け止め、さらなる研鑽に励んでいただきたいと思うのは当社だけではないと思います。
一番間違った方向は、殺菌方法や脱臭方法などの対処策に走らず、本来の「癒し」の基本に戻り、人間の生理学的、精神学的な真の「癒し」の場の提供を目指していただきたいと思います。

株式会社 野澤技研
トータルリラクゼーションサロン 癒鳥
代表取締役 野澤三郎

◆「癒鳥」のシステムについて

営業時間 10:00〜22:00(受付終了20:00) 定休日:火曜日

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